Vol.26 湘南エリアの庭づくり―エクステリアデザインに流行はあるのか?(その1)

2023.7.19

庭デニングの施工エリアである横須賀から湘南エリアの庭の特徴は、比較的ゆったり目の庭が多いということと、周囲の自然と美が見事に調和したデザインが多いことが上げられます。本日は、エクステリアデザインにも時々の流行という考え方はあるのかということについて考察していきます。

エクステリアデザインの種類について

神奈川県横須賀市T様邸 | リガーデン、造園リフォーム工事 | 目隠し植栽一言にエクステリアデザインと言っても全てを自由に組み合わせていくわけではありません。最初にある程度の方向性を決めてからデザインに落とし込んでいきます。エクステリアデザインには大きくわけると「オープンスタイル」「クローズスタイル」「セミクローズスタイル」の3つのタイプがあります。
門扉や塀などを使わずにシンボルツリーや植栽でデザインしていく「オープンスタイル」、家の周りを門扉や塀で囲って外部と敷地内をはっきりと分ける「クローズスタイル」、その中間の「セミクローズスタイル」。
これらのデザインは時期的な流行というよりはエリアや家族構成などにより変わってくるものなのではないかと考えます。つまり、外部からの侵入の心配が少ないエリアではオープンスタイルが好まれ、小さいお子様やペットのいるご家庭には、飛び出しなどの心配のないクローズスタイルが好まれるのではないでしょうか?

四季を感じられる庭庭デニングのある横須賀市佐島の丘では、比較的新しい街であることも要因として考えられますがオープンスタイルの庭が多く、周囲との調和という意味合いで考えると、新しいお宅にもオープンスタイルデザインをご提案する機会が多くなると感じます。
これからお住まいを検討されるお客様には、まずは周辺のお庭のデザインを観察することをおすすめいたします。
エクステリアデザインとは、ご施主様だけが満足するのもではなく、周囲との調和を計り、街並みの一部分として参加させていただくという意味合いも大きいのではないでしょうか?

こちらから神奈川県横須賀市、横浜市、湘南エリアを中心とした施工事例写真をご覧いただけます。

庭デニング 代表 小山健太郎【筆者プロフィール】
庭dening代表 小山 健太郎
日本デザイナー学院卒業後、8年間店舗・内装設計の会社に勤め、外構専門店で14年間修業し、庭dening(ニワデニング)を設立。ブティック社発行、エクステリア&ガーデン(外構専門雑誌)にて、現場写真を多数掲載される。現代和風・プロバンス風・モダン・ナチュラル風とスタイルにとらわれず数多くのプランを手掛ける。

お問い合わせ特典