注目の植物とケアのポイント
- ラナンキュラスラックス: 貝細工のような光沢感のある花びらが特徴で、植えっぱなしでも毎年咲く育てやすさが魅力です。寒さに強いですが、凍結を避けるための保護は重要です。
- クリスマスローズ: 花の色や形が豊富で、初心者にも育てやすい植物です。冬の終わりから春にかけての開花が期待できます。水はけの良い場所を選んでください。
- 花かんざし: 寒さに強く、育てやすいためガーデニング初心者にもおすすめです。つぼみが赤く、花は白、中央のしべは黄色の美しい花を咲かせます。
- プリムラ: さまざまな色合いがあり、早春の花壇を華やかにします。耐寒性があり、様々な品種が存在します。
- フクジュソウ: 北海道から本州に見られる春の野草で、「福を招く」とされる花です。早春につぼみを持ち上げ花を咲かせますが、春過ぎには自然と枯れ休眠します。
- スノードロップ: 球根花の中でも早く咲き始める種類で、純白の花を咲かせます。落葉樹の下など、夏は半日陰になる環境を好みます。
- クロッカス: 春一番に開花する色鮮やかな花で、耐寒性が強く育てやすいです。小球根なので、ちょっとしたスペースでも楽しめます。
注意点
- 2月は剪定の時期でもあります。シュラブやブッシュの剪定を済ませましょう。弱い枝や枯れ枝は春の虫の温床になるので、剪定時にカットしてください。
- 土作りもこの時期に。土が冷たくても、春の花壇の準備には適しています
【筆者プロフィール】
庭dening代表 小山 健太郎
日本デザイナー学院卒業後、8年間店舗・内装設計の会社に勤め、外構専門店で14年間修業し、庭dening（ニワデニング）を設立。ブティック社発行、エクステリア＆ガーデン（外構専門雑誌）にて、現場写真を多数掲載される。現代和風・プロバンス風・モダン・ナチュラル風とスタイルにとらわれず数多くのプランを手掛ける。
