Vol.10 四季折々の表情を見せる庭「リゾートガーデン」の魅力

2023.3.8

一言で言うと庭なのですが、庭の作り方にもいろいろあります。和風の庭、洋風の庭、オープン外構、クローズ外構等、作り方や見せ方によって様々な呼び方をします。
本日は昔も今も外構計画で人気のある「リゾートガーデン」の魅力についてご説明いたします。

安定した人気の「リゾートガーデン」

リゾートガーデン
「リゾートガーデン」は、南国などのリゾート地にある庭のような植物とベンチやテーブルなどのファニチャーを融合させて作る庭です。一般的にリゾート地の庭は気候が一年中安定していて過ごしやすい気候が多い為、庭で時間を過ごすことを目的にして設計されています。
しかしながら、私たちの住む日本は四季の変化があり、必ずしも温暖な日ばかりではありません。では、庭デニングのある神奈川県や横須賀、湘南エリアではリゾートガーデンは成立しないのでしょうか?
今回は「ロックガーデン」「ドライガーデン」とは一味違う、日本でのリゾートガーデンの楽しみ方をお知らせいたします。

日本で楽しむリゾートガーデン

これからリゾートガーデンを作るという方は、是非、日本の四季をうまく使って考えてみてください。
例えば、庭のシンボルツリーは落葉樹を選ぶこと。そうすることで夏は葉が茂って日陰を作ってくれますし、冬は葉が枯れて日当たりが良くなり日差しが奥まで届くようになります。
庭をエリアに分けて開花時期の違う植物を植えるのもおススメです。季節によって視点が変わるので気分的にもリフレッシュできる庭となるでしょう。
また、庭に配置するファニチャーにも工夫を凝らしましょう。外部からの視線をさえぎることができる構造の庭でしたらリクライニングできるチェアをおいてリラックスできますし、読書が趣味の方でしたらハーブを植えて、新鮮なハーブティーを楽しみながら読書をするなんて庭の設計はいかがでしょうか?

皆さまが「庭」と聞いて大半の方がイメージするだろう庭が「リゾートガーデン」です。
リゾートガーデンはお庭の有効活用でもあり、ご家族やご友人、ご近所の方々とのコミュニケーションの場ともなります。第2のリビングとも言われるお庭づくり始めてみませんか?

小山健太郎がリゾートガーデンを考えるときにイメージしていること

こちらから神奈川県横須賀市、横浜市、湘南エリアを中心とした施工事例写真をご覧いただけます。

庭デニング 代表 小山健太郎【筆者プロフィール】
庭dening代表 小山 健太郎
日本デザイナー学院卒業後、8年間店舗・内装設計の会社に勤め、外構専門店で14年間修業し、庭dening(ニワデニング)を設立。ブティック社発行、エクステリア&ガーデン(外構専門雑誌)にて、現場写真を多数掲載される。現代和風・プロバンス風・モダン・ナチュラル風とスタイルにとらわれず数多くのプランを手掛ける。

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