Vol.9 岩を主体にしたワイルドな庭「ロックガーデン」の魅力

2023.3.1

一言で言うと庭なのですが、庭の作り方にもいろいろあります。和風の庭、洋風の庭、オープン外構、クローズ外構等、作り方や見せ方によって様々な呼び方をします。
本日は最近の外構計画で人気のある「ロックガーデン」の魅力についてご説明いたします。

人気の外構デザイン「ロックガーデン」

石で作ったアプローチ

「ロックガーデン」は、読んで字のごとく「岩石を主体としたガーデニングスタイル」のことを指します。実際には岩石だけではなく、岩石と乾燥を好む植物を主体にして設計していきます。
岩石だけの庭と言えば、枯山水を代表とする和風庭園もありますが、和風庭園のことはロックガーデンと呼ぶことは少ないようです。
また、Vol.8で取り上げたドライガーデンも岩石と乾燥に強い植物の組み合わせで似ていますが、ロックガーデンはあくまでも岩石が主体となることがポイントです。また、ロックガーデンは、使用する岩石、植栽、砂利などの色バリエーションが豊富なため、建物とのバランスやご施主様の好みに合わせやすいことも特徴の一つです。

ロックガーデンをDIYするときには

ご自分でロックガーデンにトライする方は、岩を積むときは崩れないように慎重に積むこと。水はけが良くなるように岩の隙間に注意すること。岩で高低差を作って、乾燥を好む植物を上、それ以外の植物を下の方に配置してみてください。

小山健太郎がロックガーデンを考えるときにイメージしていること

こちらから神奈川県横須賀市、横浜市、湘南エリアを中心とした施工事例写真をご覧いただけます。

庭デニング 代表 小山健太郎【筆者プロフィール】
庭dening代表 小山 健太郎
日本デザイナー学院卒業後、8年間店舗・内装設計の会社に勤め、外構専門店で14年間修業し、庭dening(ニワデニング)を設立。ブティック社発行、エクステリア&ガーデン(外構専門雑誌)にて、現場写真を多数掲載される。現代和風・プロバンス風・モダン・ナチュラル風とスタイルにとらわれず数多くのプランを手掛ける。

お問い合わせ特典