Vol.8 洋風の建物に似合う庭「ドライガーデン」の魅力

2023.2.22

一言で言うと庭なのですが、庭の作り方にもいろいろあります。和風の庭、洋風の庭、オープン外構、クローズ外構等、作り方や見せ方によって様々な呼び方をします。
本日は最近の外構計画で人気のある「ドライガーデン」の魅力についてご説明いたします。

人気の外構デザイン「ドライガーデン」

ドライガーデン事例「ドライガーデン」とは、直訳すると乾いた庭となるわけですが、実際には乾燥に強い(乾燥を好む)植物を中心に配置した庭のことを指します。
砂漠の中に植物があるオアシスのようなイメージと言いますか、乾燥した砂利、石、サボテンなどを配置して作っていきます。
ドライガーデンは、植栽の種類が外国のものが多いので、和風建築よりは洋風建築の方がマッチすることが多いです。しかしながら現代は多様性の時代でもあり、古い戸建てを購入された方が外構リフォームでドライガーデンを希望されることもあり、やりがいを感じます。
ドライガーデンの良いところは普段のお手入れがほとんど必要ないということでしょうか。前述したように乾燥に強い植物を中心に構成しますので水やりや追肥などは基本的には必要ありません。(水のやりすぎには注意しましょう)

ドライガーデンをDIYするときには

ご自分でドライガーデンにトライする方は、植物を植える前の土作り(水はけのよい土)、植物のグルーピング(水を必要とする植物と不要な植物を分ける)、植える場所(日当たり、最低気温)に気を付けてください。

小山健太郎がドライガーデンを考えるときにイメージしていること

こちらから神奈川県横須賀市、横浜市、湘南エリアを中心とした施工事例写真をご覧いただけます。

庭デニング 代表 小山健太郎【筆者プロフィール】
庭dening代表 小山 健太郎
日本デザイナー学院卒業後、8年間店舗・内装設計の会社に勤め、外構専門店で14年間修業し、庭dening(ニワデニング)を設立。ブティック社発行、エクステリア&ガーデン(外構専門雑誌)にて、現場写真を多数掲載される。現代和風・プロバンス風・モダン・ナチュラル風とスタイルにとらわれず数多くのプランを手掛ける。

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