ガーデニングは庭がなくてもできる
一般的に言われている「ガーデニング」とは、広辞苑によると、西洋式の庭づくりや植物の手入れ。造園。園芸。となっています。厳密に言うと「庭」づくりなのですが、最近では植物を育てること全般がガーデニングと呼ばれているようです。ですから、現代のガーデニングはバルコニーやテラス、出窓などでも行うことができるというように解釈することができます。
ガーデニングのハードルは低い
ガーデニングには専門の道具は必要がありません。「育てたい植物」さえあればとりあえず始めることができます。唯一気を付けて頂きたいのは、植物は生き物ですので良い環境を作ってあげること。すなわち良い土、良い日当たり環境、良い水分量に気を付けて頂ければ、比較的簡単に始めることができます。日当たりが良い場所がなかなか確保出来なくても、クリスマスローズやアイビー、シダ等は日陰でもきちんと緑の癒しを与えてくれることでしょう。
とりあえずホームセンターに行ってみましょう
少し大きめのホームセンターであれば、「園芸コーナー」があるはずです。ここにはビギナーから我々プロまで満足させるガーデニング用品がたくさん並んでいます。先ほど申し上げたように、ガーデニングに必要なものは、育てたい植物の苗、良い土です。園芸コーナーに置いてある植物の苗には、日当たりの良い場所を好むのか、日陰でも育つのか、水やりの頻度など、植物に関する情報が書いてあります。土も植物の種類に合わせて最適な土が置いてありますので、じっくりと見てみて下さい。どうしてもわからないことがあったら店員さんにアドバイスを求めましょう。
【筆者プロフィール】
庭dening代表 小山 健太郎
日本デザイナー学院卒業後、8年間店舗・内装設計の会社に勤め、外構専門店で14年間修業し、庭dening（ニワデニング）を設立。ブティック社発行、エクステリア＆ガーデン（外構専門雑誌）にて、現場写真を多数掲載される。現代和風・プロバンス風・モダン・ナチュラル風とスタイルにとらわれず数多くのプランを手掛ける。
