Vol.13 エクステリアとは何かを考えてみる

2023.3.29

エクステリアは、お部屋のインテリアの対義語で、庭や外壁などの建物の外観全体を表す言葉として使用されています。それでは、「外構」と「エクステリア」はなにが違うのでしょうか?
外構は建物の外部にあるブロックやフェンス、門扉など主に機能的なものを指します。一方、エクステリアにも門やカーポート、フェンスなどの設備も含まれています。
つまり、エクステリアも外構も意味合いはほとんど一緒なのですが、エクステリアは外構よりもより広範囲のものを指すことが多いような気がしています。

クローズエクステリア

庭づくりにデザイナーは必要?

かっこいいインテリアにはセンスの良いインテリアコーディネーターが必要であるのと同じように、質の良いエクステリアデザインには経験とセンスを併せ持つエクステリア(外構)デザイナーが必要となるのです。
ブロック塀を建てるついでに木を植えるのではなく、建物と庭全体のバランス、外と内とのバランスを考慮して塀や門扉の外構計画や木や花、岩などの植栽計画の両方を俯瞰的に考えることができるのがエクステリアデザイナーです。

本物のエクステリアデザインは流行に左右されない

洋風スタイル新築外構 庭デニングのある湘南、横須賀エリアではオープン外構が目立ちます。オープン外構は塀などで敷地を囲わないため、開放感ある庭に仕上がります。最近のお客様もオープン外構を希望される方が非常に多いのですが、私はデザイナーとしての立場から反対することもしばしばあります。それは外構の役割とは外からの侵入やプライバシーの侵害から内を守ることが大原則だからです。お客様宅の周囲の環境をじっくりと観察することで、その敷地にふさわしい外構計画が決まってきます。そのうえで全体のエクステリア(外構)デザインを考えていくのです。

結局エクステリアとは何か?

防犯やプライシーを守る機能を持ったものが外構。基本となる外構をベースとして敷地全体のデザインも考慮するのがエクステリアなのではないかと考えます。

庭デニングのエクステリアデザイナー小山健太郎が目指すのは「毎日をあなたらしく暮らすための庭づくり」です。現在のエクステリアに不満のある方、これから新築住宅の外構を検討される方、一度話を聞かせていただけませんか?

こちらから神奈川県横須賀市、横浜市、湘南エリアを中心とした施工事例写真をご覧いただけます。

庭デニング 代表 小山健太郎【筆者プロフィール】
庭dening代表 小山 健太郎
日本デザイナー学院卒業後、8年間店舗・内装設計の会社に勤め、外構専門店で14年間修業し、庭dening(ニワデニング)を設立。ブティック社発行、エクステリア&ガーデン(外構専門雑誌)にて、現場写真を多数掲載される。現代和風・プロバンス風・モダン・ナチュラル風とスタイルにとらわれず数多くのプランを手掛ける。

お問い合わせ特典