横須賀・湘南エリアの穏やかな冬に合わせた防寒対策
横須賀・湘南エリアは比較的穏やかな気候で大雪が降る事はめったにないですが、夜間の気温低下に備え場合によって、冬は植物を寒風や霜から守る対策が必要です。
ヤシの木や南国の植物、サボテンなども霜が降ったり気温が極端に下がりそうな時期がありましたら、通気性のあるカバー（寒冷紗（かんれいしゃ））などで植物を覆うと凍傷から保護され冬枯れを防げます。この際通気性のあるカバーを使って植物が窒息しないようにしましょう。
冬の植物の剪定と健康維持
横須賀・湘南エリアでは冬でも植物が活動的であるため、冬季の剪定が重要です。
老廃物や病気に冒された部分を取り除くことで、植物は冬を元気に過ごし春に向けて準備が進みます。
また、冬季の剪定は新しい成長を促進し、植物の形やサイズをコントロールするのにも適しています。
ただしご自分で剪定を行う場合、過度な剪定が植物を枯らしてしまう事がありますので注意しましょう。
適切な水やりと土壌管理
横須賀・湘南エリアの冬は比較的乾燥した日が続くことがあります。冬でも植物にとって適切な水分供給は重要で、乾燥する日が長く続いた場合は植物は水を必要としますので適度な水やりを行いましょう。また、土壌の乾燥を防ぐためにマルチングを行い、土の温度を安定させることも有効です。これにより、植物の根が凍結しにくくなります。
※マルチングとは土壌を覆う保護層を意味し、庭の土壌表面に有機または無機の素材を敷くことです。
【筆者プロフィール】
庭dening代表 小山 健太郎
日本デザイナー学院卒業後、8年間店舗・内装設計の会社に勤め、外構専門店で14年間修業し、庭dening（ニワデニング）を設立。ブティック社発行、エクステリア＆ガーデン（外構専門雑誌）にて、現場写真を多数掲載される。現代和風・プロバンス風・モダン・ナチュラル風とスタイルにとらわれず数多くのプランを手掛ける。
