2024.3.31
「湘南・横須賀」エリア
ウッドデッキ
湘南・横須賀エリアは、その美しい海岸線と豊かな自然で知られています。ここでは、多くの人々が海の風景や緑を楽しみながら日常を過ごしています。その暮らしをさらに豊かにするのがウッドデッキではないでしょうか。ウッドデッキも様々なタイプがあるので、どのタイプが自宅に合うのか悩むところだと思います。本日はウッドデッキの中でも人気の高い樹脂タイプのウッドデッキについて解説いたします。
■樹脂ウッドデッキのメリット
1、まず、樹脂ウッドデッキの最大の魅力は、メンテナンスが楽であることです。天然木のウッドデッキと比べて、塗装や防腐処理が必要ないため、手間やコストを大幅に削減することができます。さらに、一度設置したら長く使えるという点も魅力的です。樹脂素材は耐久性が高く、腐食や腐朽の心配が少ないため、長期間にわたって美しい状態を維持することができます。潮風が吹く湘南・横須賀エリアにとって劣化しづらいと言うのはとても大きなメリットですよね。
2、樹脂ウッドデッキは様々なサイズにも対応しておりますので掃き出し窓の前に縁側的にコンパクトに設置したり、お庭一面をウッドデッキにするなど大きなサイズで設置することも可能です。加工をすればある程度の変形にも対応できるのも嬉しいところです。
3、ウッドデッキの色が選べるのも利点の一つです。
天然木のデッキは天然の木の色一択ですが、樹脂ウッドデッキは様々な色のバリエーションがあります。
そのため外壁や室内のフローリングの色に合わせてカラーコーディネートが可能です。そして最近のウッドデッキは色褪せがしづらい加工もされていますので、長く設置当初のままのウッドデッキを楽しめます。
■樹脂ウッドデッキのデメリット
1、樹脂ウッドデッキにもデメリットが存在します。顕著なのが、夏場の炎天下での使用時には表面温度が高くなるという点が挙げられます。樹脂素材は熱を吸収しやすいため、直射日光が当たる場所では表面が熱くなり、裸足で歩いたり、ウッドデッキに腰掛けたりする際に熱さを感じます。・・・というよりも火傷レベルの熱さです。お子さんやペットなどが夏場ウッドデッキ上を裸足で歩く時は注意が必要です。
夏場に利用したい場合、ウッドデッキ部分が日陰になるよう日除けタープや屋根などを設置するとウッドデッキの表面が高温になる事を抑えれます。
2、樹脂ウッドデッキの板が反ることがあります。樹脂は熱により伸縮する性質があるので、直射日光により伸縮を繰り返すことにより板の反りが発生し経年劣化でその反りが戻らなくなる箇所が出てきます。通常使う分には気にならないと思いますが、雨上がりなどは反った板部分に雨水が溜まり水溜りができます。多少なりとも汚れも溜まりやすくなりますので、完全なメンテナンスフリーと思っていると少し違うかもしれません。
■樹脂ウッドデッキ設置のコストについて
樹脂ウッドデッキの設置時の初期費用は、天然木のウッドデッキに比べて割高ですが、天然木が潮風や劣化によって維持コストが高くなることを考慮すると、最終的には樹脂ウッドデッキの方が費用対効果が高いという点も重要です。初期投資だけに注目してしまうと最終的に費用が高くなりますので、長い目で見てどちらか良いかを判断する事をおすすめします。(天然木のウッドデッキの寿命は平均的に5〜10年程度)
■まとめ
樹脂ウッドデッキはとてもおすすめなエクステリアです。
庭デニングではお客様のライフスタイルや利用目的に合わせて適切な素材とデザインを考慮し設計しておりますので、ウッドデッキが気になった方はぜひご相談ください。
湘南・横須賀エリアを知り尽くした庭デニングだからできる、あなただけの庭デザインをご提案いたします。
【筆者プロフィール】
庭dening代表 小山 健太郎
日本デザイナー学院卒業後、8年間店舗・内装設計の会社に勤め、外構専門店で14年間修業し、庭dening(ニワデニング)を設立。ブティック社発行、エクステリア&ガーデン(外構専門雑誌)にて、現場写真を多数掲載される。現代和風・プロバンス風・モダン・ナチュラル風とスタイルにとらわれず数多くのプランを手掛ける。