2024.6.30
横須賀で外構デザインを考える際に注意すべきポイント
横須賀は美しい海や自然が融合した地域であり、多くの住宅がおしゃれで洗練された外構デザインになっています。しかし、おしゃれな外構デザインを追求する際、「おしゃれさ」ばかりに目が行き、実用性や維持管理の面で思わぬ落とし穴に陥ることがあります。この記事では、横須賀で外構デザインを考える際に注意すべきポイントや、よくある問題点についてご紹介します。
メンテナンスの難しさ
おしゃれなデザインは一見魅力的ですが、「メンテナンスの難しさ
予算オーバーのリスク
デザインにこだわりすぎると、「予算オーバー」のリスクもありま
実用性の欠如
見た目を重視するあまり、「実用性を欠いたデザイン」になってしまうこともあります。残念なことにこういった使いづらい外構に仕上がってしまっている家も沢山見かけます。例えば、デザイン重視の舗装材が滑りやすく、雨の日に滑る。門の向きが使いづらい。アプローチがつまづきやすい。子供には段差が高い・・・などなどあげるとキリがありません。おしゃれさも大事なのですが、一度作ったら何十年とすごすことになる家ですので、日々の使い勝手を考慮したデザインが特に重要です。
気候や環境への不適合
横須賀のような特定の地域には、その気候や環境に適した外構デザインが必要です。「地域の気候や環境に適合しないデザイン」は長期的なトラブルの原因になります。例えば、強風や塩害の影響を受けやすい海沿いの地域では、風に強い植栽や、耐久性の高い素材を選ぶことが必要です。地域の特性を理解し、それに応じた素材やデザインを選ぶことが大切です。これも一般の方には難しいと思いますので、エリアのことを熟知したプロに任せましょう。
法的規制の見落とし
外構デザインには、地域の建築基準や条例に従う必要があります。「法的規制の見落とし」は、後々のトラブルの原因となります。例えば、フェンスや塀の高さ制限、緑化の義務などがある場合があります。横須賀でも、特定の地域や住宅地において独自の規制が存在することがあるため、デザインを決定する前に必ず地域の規制を確認し、それに従った設計を行うことが重要です。これもエリアを熟知しているプロに頼めば安心ですね。
まとめ
横須賀でおしゃれな外構デザインを追求するには、メンテナンスの難しさや予算オーバー、実用性の欠如などの落とし穴に注意が必要です。これらのポイントに注意し、バランスの取れたデザインを追求することで、おしゃれなだけでなく美しく快適な外構が出来上がるでしょう。地域の特性や法的規制をしっかりと理解し、長期的な視点で計画を立ててくれるプロと納得のいくまで相談して「おしゃれな外構」を作ることが成功の鍵です。
【筆者プロフィール】
庭dening代表 小山 健太郎
日本デザイナー学院卒業後、8年間店舗・内装設計の会社に勤め、外構専門店で14年間修業し、庭dening(ニワデニング)を設立。ブティック社発行、エクステリア&ガーデン(外構専門雑誌)にて、現場写真を多数掲載される。現代和風・プロバンス風・モダン・ナチュラル風とスタイルにとらわれず数多くのプランを手掛ける。