Vol.4 外構づくりのポイント

2021.4.30

外構はさまざまな役割や目的を持っており、デザインを左右する要素はたくさんあります。
バランスの取れた外構デザインにするための代表的なポイントを見ていきましょう。

 

神奈川県横浜市施工後
●配置計画を考える
外構と敷地は切り離して考えることはできません。
周辺の環境をはじめ、日当たりや風通しを考えつつ外構をデザインしましょう。たとえば、駐車スペースは外構をデザインするうえでとても重要で、必要とする面積も大きい要素です。車の出し入れが容易にできるかどうか、玄関や勝手口との動線なども意識して設計することがポイントです。

 

●建物への影響を考える
外構は家への風通しや採光に影響を与えます。常緑樹や落葉樹など自然との触れ合い方が、暮らしを快適にしてくれます。
また、塀の位置や作りなどによっても、住まいへの風通しをコントロールできるので、建物への影響を考えたデザインが重要です。

 

●室内からの見え方を考える
外構は室内から眺めることの方が圧倒的に多いです。
建物設計では室内イメージを意識したインテリア選びにこだわりがちですが、外構も室内から見た眺めというインテリアの一部としてイメージしていきます。窓の外の景色が季節によって違う暮らしは、それだけで心が穏やかになってくると思います。

 

●プライバシーを考える
外構は内と外の区切りでもある大切なスペースです。
デザイン性かプライバシーの確保か、どちらを優先するかによって、塀の有無、高さなども変わってきます。前面道路の通行量やご近所の状況なども考慮して、目的に沿った外構をデザインしていきます。

 

●メンテナンスを考える
自然を感じられる植栽計画は家に彩り、心に安らぎを与えてくれますが、定期的なメンテナンスがあっての物です。
木も花も生き物ですので、落ち葉のお掃除や害虫対策を考える必要もあります。日頃のメンテナンスだけでなく将来的なリニューアルも含めて、計画していきます。

 

 

庭デニング 代表 小山健太郎【筆者プロフィール】
庭dening代表 小山 健太郎
日本デザイナー学院卒業後、8年間店舗・内装設計の会社に勤め、外構専門店で14年間修業し、庭dening(ニワデニング)を設立。ブティック社発行、エクステリア&ガーデン(外構専門雑誌)にて、現場写真を多数掲載される。現代和風・プロバンス風・モダン・ナチュラル風とスタイルにとらわれず数多くのプランを手掛ける。

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