Vol.49 縦格子を使ったおしゃれな外構デザイン

2025.5.26

家の顔となるエントランス。機能的で使いやすいのはもちろんですが、周りとは少し違ったおしゃれなデザインにしたいですよね。
そこでおすすめの一つが「縦格子」デザインです。目隠しフェンスなどでもよく使われる縦格子ですが、エントランス部に取り入れるとスタイリッシュでおしゃれにまとまります。目隠し効果もありながら程よい風の抜け感もあり、風邪の強い横須賀・湘南エリアでもおすすめのスタイルです。
今日はそんな縦格子を使った外構デザインをご紹介します。

1、神奈川県横浜市 縦格子フェンスを使ったオープン外構

お客様より入口にゲートを設置し、自転車置場やごみ置き場をスッキリ収納したい。とご希望を頂き、LIXILのプラスGアーチファンクションをご提案いたしました。
自転車置場及びゴミ置き場はフーゴFミニを設置し、道路からの目隠しにプラスGに細縦格子を設置しました。植栽を絡める事により圧迫感が軽減され、奥行きも生まれます。また、全体がブラックなので植栽が「抜け感」を与えてくれます。
神奈川県横浜市 オープン外構
 神奈川県横浜市 オープン外構 神奈川県横浜市 オープン外構

2、神奈川県横浜市 木のぬくもりを感じる縦格子フェンスの外構

お客様より建物に合った外構デザインで植栽をふんだんに使いたい。とのご要望を頂き、植物をたっぷり使ったデザインをプランニングさせていただきました。
隣地境界との間には腐らない天然木「イタウバ材」の縦格子を設置し、玄関まで自然と誘導するデザインといたしました。天然の木ならではの良い風合いが感じられます。
玄関まで縦格子沿いに植栽スペース(花壇)を配置し様々な種類の植栽を配置しました。季節の移り変わりを楽しめる外構デザインです。

神奈川県横須賀市 オープン外構 縦格子
 神奈川県横須賀市 オープン外構 縦格子 神奈川県横須賀市 オープン外構 縦格子

3、神奈川県横浜市 角地を活かした縦格子フェンスの外構

お客様からのご要望は公園からの目隠しと2台分の駐車場、建物に合ったエクステリアでした。
デザインでいつも意識するのは地形をうまく使う事と使い勝手を考えたプランにする事です。O様邸は角地で角が斜めになっている地形でしたので、ゲストの駐車場スペースや
アプローチの角度、花壇の配置など斜めの地形を活かしました。
斜めにする事で単調なアプローチにならず、千本格子やデザインウォールなどの配置で立体感も演出できます。目隠し効果もありますが閉鎖的にならない様に、縦格子のフェンスや
花ブロックを使い抜け感も意識いたしました。
神奈川県横浜市 オープン外構 縦格子
 神奈川県横浜市 オープン外構 縦格子 神奈川県横浜市 オープン外構 縦格子

横貼りのフェンスなどはよく目にするかと思いますが、縦格子はそこまで多く見かけないのではないでしょうか?
一番の理由としては費用が横型より高いというのがあるかと思います。目隠しフェンスとしても場所によっては不向きな場合がございますので、使い勝手と費用・導線などのトータルバランスを加味した上で設置することをお勧めします。
プロの外構専門業者でしたらそういったメリットデメリットを熟知した上で提案してくれると思いますので、気になる方はぜひ一度ご相談されてみてください。

庭デニング 代表 小山健太郎【筆者プロフィール】
庭dening代表 小山 健太郎
日本デザイナー学院卒業後、8年間店舗・内装設計の会社に勤め、外構専門店で14年間修業し、庭dening(ニワデニング)を設立。ブティック社発行、エクステリア&ガーデン(外構専門雑誌)にて、現場写真を多数掲載される。現代和風・プロバンス風・モダン・ナチュラル風とスタイルにとらわれず数多くのプランを手掛ける。

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