Vol.30 高低差を生かした横浜の外構・庭づくり

2023.10.28

横浜は坂の多い町

多くの歴史がある町横浜。沢山の人々に愛されている横浜は高低差が大きいことでも知られています。
そのおかげで見晴らしのいい高台も多いのですが、外構・庭工事に関しては注意が必要な事も多く存在します。
本日は私も大好きな街「横浜」の外構・庭工事について書きたいと思います。

横浜の高低差を生かす外構デザイン

カフェ風リフォームガーデン高台に家がある場合、やはり何と言ってもその眺めを生かした外構・庭作りがメインとなってきます。
庭にはテラスやウッドデッキを設け、気軽にアクセスできるようにする事でより家の付加価値も上がります。

ただ、高台は風当たりが強い、擁壁が必須、階段が多いなどのデメリットも多く存在しますので、お客様のご要望をベースに災害や老後の使い勝手、メンテナンスを考え経験を生かした提案が必須と考えます。

低い土地にも注意が必要

和モダン外構 | 横浜市K様邸新築外構工事

逆に横浜の「谷」の部分にあたる低い土地ではどうでしょうか?
近年価格高騰が続く横浜エリアでは低い土地の方が安く購入できるというメリットがあります。
高台のような風の心配や擁壁工事などの必要が無く、比較的ご希望を反映させやすいのも特徴です。
ただ、後ろが山であったり、坂の中腹以降ですと水はけが悪い、日当たりが悪いなどのデメリットも出てきます。土地を分からずに外構・庭工事をすると、水が溜まってしまう庭。すぐに枯れる植物。導線の悪い外回りが完成します。
価格もありますが、より経験値を積んだ横浜の土地に詳しい設計氏に外構・庭工事を依頼する事が理想のエクステリアを手に入れる近道だと考えます。

坂の途中でも素敵な外構を

神奈川県横浜市施工後

坂の上と下が来たら「途中」も必ずありますよね。
この「途中」が意外と難しかったりもするのですが、庭デニングでも横浜市の多くの「途中」外構を提案しております。
車の出入りや玄関までのアクセス、お庭とのつながりなど。勾配が変わるがゆえに考えることも増えるのですが、敷地内の高低差を生かすことで「上」にも「下」にもできない多様なデザインが生まれます。
敷地内での段差をどう上手く設計するかが鍵となりますが、こちらも経験が無いと単調でつまらない設計になりがちです。

横浜の高低差を活かす外構・庭デザインは、美しさと機能の調和を実現することで完成すると考えています。地形の多様性を最大限に活用し、そこに住まわれるお客様に楽しさとリラックスを提供することで、横浜の外構・庭デザインは魅力を放つのではないでしょうか。

こちらから神奈川県横須賀市、横浜市、湘南エリアを中心とした施工事例写真をご覧いただけます。

庭デニング 代表 小山健太郎【筆者プロフィール】
庭dening代表 小山 健太郎
日本デザイナー学院卒業後、8年間店舗・内装設計の会社に勤め、外構専門店で14年間修業し、庭dening(ニワデニング)を設立。ブティック社発行、エクステリア&ガーデン(外構専門雑誌)にて、現場写真を多数掲載される。現代和風・プロバンス風・モダン・ナチュラル風とスタイルにとらわれず数多くのプランを手掛ける。

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